Ink Preset Control system / インキ供給量自動制御システム <国内外特許取得> PAT.
何よりもまず、刷り出しの早さに驚いてください。
IPCを使うと、例えば枚葉印刷機で20枚刷る頃には、もう色濃度はすっかり合っています。これは従来とはまったく異なる発想で開発されたIPCシステムだからこそ成せるわざ。極小のインキツボの隙間開閉をコントロールする代わりに、分割された呼び出しローラーがインキツボローラーに接触する長さを自動でコントロールします。そのコントロール精度は従来の比ではありません。ぜひその目で確かめてください。
独自開発の分割ダクターローラー機構で色濃度精度が革命的に向上。
インキツボの隙間を一定に保ち、分割された呼出ローラーがインキツボローラーへ接触する長さをコントロールすることで、インキ量を調整するシステムです。
印刷速度に追従してローラーの接触長を補正する機能により、印刷速度が変化しても安定した濃度で印刷ができます。
インキツボの隙間を一定に保つことで、インキタックが変化しても濃度を安定させます。
版両端に集中する余剰インキも、サイドブレード&スクレッパーによる掻き取り機能によってインキツボへ戻るため、両端の濃度も一定に保ちます(サイドブレード&スクレッパーはAFCシステムの部品です)。
長時間の連続運転時でも、さまざまな補正機能により安定した印刷を可能にします。
ARで分割能0.05%単位で作成されるインキ量データに基づき、思い通りの印刷を可能にします。
初期インキ補給機能により、印刷刷り出しから安定したインキ供給を行うため、損紙を大幅に削減できます。
インキ量データを保存することで、リピート印刷時も同じデータで正確に印刷できます。また作成されたデータはハードディスクだけではなく、LAN構築されたARシステムや、他のラインのIPCシステム、USB対応メディアへの保存および呼び出しも可能ですので、工場間におけるデータ共有も可能です。
分割ダクターローラーは不必要なインキ供給が減るため、湿し水による乳化が減少します。
インキ量がデータに対して正確に自動供給されますので、オペレーターの負担が軽減。オペレーターの経験やスキルの差による印刷精度のバラつきがなくなります。
簡素化されたローラー部品構成によりメンテナンスが容易です。
藍版で濃度1.05&1.55のインキキー開度を確認
1.05⇒インキキー開度 10
1.55⇒インキキー開度 35
インキキー開度10・濃度1.05安定状態から運転中にインキキー開度を35に変更し濃度を1.55まで上げる。⇨基準濃度1.55まで達した枚数を確認する。
カラーバッチを数点測定し、濃度推移を確認
印刷有効幅最大53インチまで対応
40Φから98Φまで対応
オフセット印刷機全般
枚葉機・商業輪転機、ビジネスフォーム印刷機、シール・ラベル印刷機、2PC飲料缶用印刷機、メタルシート印刷機など幅広い分野で搭載実績多数
最高750m/分まで対応
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